結膜炎

結膜炎(けつまくえん)

結膜炎とは、結膜が赤く充血して炎症を起こす病気で「目が痛い」「ごろごろする」「充血している」「目やにが多い」「目がかゆい」などの症状が代表的です。結膜炎が起こる原因はさまざまですが、細菌性結膜炎・ウイルス性結膜炎(はやり目)・アレルギー性結膜炎(花粉症)などが挙げられます。気になる症状がある方は早めに眼科を受診しましょう。 治療は、それぞれの原因にあわせた点眼をメインに行います。ウイルス性結膜炎(はやり目)の場合は、完治するまで学校や仕事をお休みする必要がありますので、医師の指示に従ってください。

春季カタル:慢性のアレルギー性結膜炎の重症型で、結膜に増殖性の変化が認められるものを言い、春から夏にかけて症状がひどくなり、冬になると症状が軽くなるタイプが多いことから、この名前が付けられています。実際は季節の変化のパターンに当てはまらない場合もあります。小児、青少年に多く、アトピー性皮膚炎や喘息(ぜんそく)を持っている人に発症する場合が多いです。